報告書
- shinpujyuku
- 2023年4月27日
- 読了時間: 1分
旧来の友人から、「人を褒めるのが苦手だね。」と指摘されたことがある。
実際それは大いに自覚しているところであり、毎月お渡しする報告書にもその性格がよく表れてしまっている。
すなわち、
僕から見て「よくできている」お子さんには、
「書くことがありません。この調子で!」
といった極めて短い文面になることが多い。
(ここでいう「よくできている」とは、今現在成績が良いかどうかではなく、「今の勉強姿勢を維持すれば、今後伸びていくだろう。」ということである。)
対して、そうでないと感じるお子さんには、紙面いっぱいに文字を書かせてもらう。
「自分のこの性格がどうか。」と言われると、正直「もっと褒めた方が良い。」と思う。
「褒められて伸びる」タイプのお子さんには、無論その方が良いからだ。
かと言って、心にも無いことで褒めるのは、また違うと思うのだ。
その塩梅を良く理解できていないのが、自分の欠点だと思う。
そんな今の自分が書ける毎月の報告書というのは、決して上辺を取り繕うものではなく、勉強姿勢について改善すべきところが特に事細かに書かれた、その意味でリアルなここでの様子をお伝えするものになっていると思う。