高3受験奮闘記
- shinpujyuku
- 1月18日
- 読了時間: 2分
小中学生の頃からずっと勉強を教えてきた子たちが共通試験本番の時を迎えた。
中学~高2までは主に定期テストに向けた英数を教えてきたが、高3になると赤本で二次対策をし、秋頃からは共通テストの過去問を扱い始めた。
他の塾と掛け持ちしている子もいるが、みな当塾の冬期講習を受講してくれたことは光栄である。
冬期講習では英数それぞれ3時間、計6時間の授業を年末は31日の夜まで、年始は2日から受講する。
授業外で共通テストの過去問を解いてくるので時間がいくらあっても足りず、生徒たちにとっては本当に大変な時期だった。
僕の方も朝から中3の冬期講習をおこない、隙間時間で大量の教材を用意し、午後からは再び高3の冬期講習をおこなって、夜中に生徒たちの解答を採点をする。
まさにトンデモナイ日々である。
それを乗り越え、なんと共通テストの英語では9割、数学では8~9割を安定してとってくれるようになった。(受講前の数学は6~7割だった。)
少し自分語りをすると、受験生の頃は選択肢から選ぶタイプの問題がきわめて苦手だった。「解答は自分で生み出すもの」というポリシーのもと、二次試験の記述問題には並々ならぬ自信があったのだが、共通テストのような「作られた道筋・答えが用意された問題」にはめっぽう弱く、英数ともに7割くらいしか取れなかったのはお恥ずかしい話である。
だから「9割」という点数には僕もその子たちも同じようにビックリした。
「冬期講習を受けてよかった。」ということばをもらえて感無量だったのは言うまでもない。
そして共通テスト前日。
みないつもと変わらず夜の10時まで自学していた。
「他の塾よりもやっぱりここが一番勉強しやすいです。」
という言葉に再び感動し、ついつい涙ぐみながら激励のことばを掛け、その背中を見送った。
月曜日以降に自己採点した結果を持ってやってくる時にはどんな顔をしているだろうか。
そしてどんなことばを掛けようか。
共通テスト当日、そんなことに思いを馳せながらこの文章をしたためた。