懇談から冬期講習へ
- shinpujyuku
- 2024年12月24日
- 読了時間: 2分
受験直前のこのシーズン。
通常授業の他に懇談と冬期講習が合わさり、まさにフル稼働中である。
年末は31日の夜まで、年始は2日から塾を開ける。
1/1を除けば12月アタマから3月までお休みがないというからおもしろい。
これは長年続けてきた伝統である。
好きなことをやっているから別に苦にはならないが、体がもつかどうかはまた別の話だ。
体が悲鳴を上げ、ついには体調が崩れてしまうとすれば大体この時期である。
さて、懇談ではさまざまなお話が飛び交う。
塾での様子から志望校合格の可能性まで、僕から見えている景色を率直にお話しする。
以前のブログにも書いたように、懇談はお世辞を述べる場ではない。
生徒さんの現状を良い所も悪い所もありのままにお伝えすることこそ、長期的に見て有用であると考える。
逆に親御さんからは家庭での様子などをうかがう。
それは僕からは見えていない景色であり、
「家ではそんな感じなんですね。」
と驚かされることもしばしば。
僕が書く報告書は一方向なのに対し、懇談は双方向のコミュニケーションなのでこちらが得るものも多い。
懇談で得た学びを今後の授業の進め方や本人とのやり取りに活かすことができる。
そして冬期講習へ。
受験を目前に控えた中・高生と相対する。
無論その場にいる全員が本気なので、朝、寒気に満ちた教室内の空気も瞬く間に熱を帯びる。
勉強に本気な人を前にすると、僕は大きなパワーをもらうことができる(という体質である)。
休みなく闘えるのもそういった所に理由があるのかもしれない。
年末年始の冬期講習を通して、生徒たちの過去問の得点がじょじょに上がっていくのが待ち遠しい。
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余談ではあるが、
「痩せましたか?」
昨日の懇談で言われて嬉しかった言葉である。
忙しすぎると人間痩せるものなのだろうか。