模試のススメ
- shinpujyuku
- 2023年10月1日
- 読了時間: 2分
「模試」
その名を聞いて憂鬱な気持ちになる人は少なくないと思う。
「模試に向けていつも以上に勉強しないといけない。」
「難しい問題が出たり、緊張したりして、解けなかったらどうしよう。」
「結果が悪かったらどうしよう。」
等々。
模試を受験する当事者としては、受験前にはその一回の模試にプレッシャーを感じ、受験後には返却された結果に一喜一憂してしまうというのも無理はない。
対して僕は、
「その結果を受けて、今後どういう勉強をおこなっていくべきか。」
というところに目を向けてもらうようにしている。
特に結果が悪かった人の中には、なかなか前向きになれない人もいるので、背中を押して、目線を変えてあげることが大切だと考える。
志望校はどうするのか。
今回悪かった教科をまずは平均まで上げるのか、あるいは良かった教科をさらに伸ばしていくのか。
そして、そのためにこれからどんな教材を使い、どれだけ勉強していくのか。
高い受験料がかかることもあり、ただ「受けてみたら?」と放っておくのでは、あまりに無責任である。
受験前
・志望校をどこにするかという話し合い
・理社の勉強のフォロー
受験後
・上記のような建設的な話し合い
・間違った問題のお直し
こちらが全面的にサポートをして、その子の受験後の勉強がより良いものになれば、その一回の模試がもっとも実りあるものに昇華したと言えるだろう。
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ちなみに、僕自身が学生のときは、毎回の模試が楽しみで仕方がなかった。
「英語と数学で、今回はどんな問題が出てくるのだろう。」
というワクワク感で、前日の夜は寝られなかったものである。
みんなにはそれくらい「勉強大好き!」になってほしい、というのはまた別のお話である。