自学・授業における算数・数学・英語の教え方
- shinpujyuku
- 2024年10月14日
- 読了時間: 3分
僕の教え方の特徴は、
「1つのテーマ・問題に対する引き出しが多い」
ことだと自負しています。
以前の記事にも書いた通り、ここ数十年、1年365日の間中ずっと、英数を中心としたさまざまな教科のさまざまな単元や問題に日々思いをめぐらせてきました。
それを楽しみだと感じる僕自身が変わり者であることに違いはありませんが、同時にそれが授業の際に大きな力を発揮しているのをこれまでずっと身をもって感じてきました。
たとえば算数・数学の問題1つをとっても、さまざまな考え方・解き方があるのはご承知の通りだと思います。
・すべての場合を書き出す。
・計算式で解く。
・図形的に考える。
・たとえ話を作ってみる。
・補助線を引いてみる、など。
上に書いているような毎日を送ってきたからこそ、これらの引き出しを本当に多く持っていると自負しています。
その上で、特に受験を控えたお子さんには
・採点官に納得してもらえるような答えの書き方
も話しています。
引き出しが多いからこそ、一人ひとりの解答に対して良いところ/悪いところを的確にアドバイスできるのです。
英語でも同じで、単に教科書・参考書通りの説明ではなく、
・単語・熟語・文法の成り立ち
について自分自身が日々あれこれと考えてきたことを授業の特定の場面で披露することさえあります。
その瞬間、そうした方がお子さんにとっての理解が進むと判断するからです。
・和訳・英訳の仕方
はもちろん1通りではなく、英語の授業でも
・採点官に納得してもらえるような答えの書き方
を複数話すようにしています。
「指導要領や参考書、解答を見ながら教えれば良いではないか。」と思われるかもしれませんが、自分の中には「答えに書いてあることや誰かの受け売りがすべてではない。」というポリシーがあります。むしろそういったものにさえ「この説明は間違っている。/わかりにくいなあ。」「誰にとってもこの解き方が合うわけではないなあ。」と疑問を投げかけながら、自分の中でいくつもの”正解”を導き出していきます。繰り返しになりますが、問題の考え方・授業の進め方を始めとして、何事にも「答えが一つしかない」ということは決してあり得ません。
そうして、教える際にリアルタイムで「その引き出し(=”正解”)のうちのどれがその子にもっとも合うか」(=”最適解”)をみつくろいながら授業をするのです。
だからこそ、僕がおこなう英語や算数・数学の授業を「わかりやすい。」と感じてくれるお子さんが多いのだと考えています。
ここだけでなく、算数道場や進学塾においてもあまたそういうお声を頂戴してきました。
他のやり方を真似しているだけでは、自分に自信があるとは言えません。
自分の中で新しい価値を生み出しながら、それをみなさんに提供する。
それによって「他では味わえない勉強体験」を提供することこそが僕にとっての使命だと考えています。