高校生の授業
- shinpujyuku
- 2025年8月30日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年9月15日
今回は高校英語・数学の授業の進め方について記します。
・ 英語の授業の流れ
① テスト → ② 文法説明・演習 → ③ 長文読解
① テスト
試験期間以外は英単語・英文法のテストを毎週1つずつクリアしてもらいます。
授業時間を確保するため、一方のテストは授業が始まるまでにクリアしてもらいます。
英単語のテキスト
『ターゲット』 僕自身が愛用していた。一つひとつの単語を平等に扱っているところが良い。
『システム英単語』 多くの高校で採用されている。多義語特集が載っている。
いずれかのテキストで勉強し、自分で決めた範囲(50個・100個・200個…)のテストを毎週クリアしてもらいます。
英文法のテキスト
『Next Stage』 基本のテキスト。各単元の文法とイディオムが掲載されている。
『即ゼミ』 僕自身が愛用していた。『Next Stage』よりも難易度が高い。国公立大を志望する人には、『Next Stage』の次のテキストとして取り組んでもらう。
不合格になった場合は翌日以降合格するまで再テストを受けてもらいます。
② 文法説明・演習
各単元の文法・イディオムを説明した上で演習プリントに取り組んでもらいます。
一つひとつの文法・イディオムの丸暗記を促すのではなく、「なぜそうなるのか。」という仕組みや成り立ちに注目した説明をおこない、きちんと物にしてもらいます。
高3の初めまでに3周繰り返し、高3の夏期講習で最終チェックをします。
③ 長文
高1の初めは高校受験レベルの長文から。
徐々にレベルを上げていき、高2からは私大の長文を取り扱い始めます。
高3からは授業参加者の志望する大学のレベルの長文を取り扱います。
いずれも自分で読み解いてもらうというより、一文一文の文構造を丁寧に説明していきます。
その上で国公立大を志望する人には意味の通る和訳を作る練習をしてもらいます。
高3の秋からは共通テスト対策に移行し、共通テストが明けた後は授業参加者の志望校の赤本を用います。
その他必要な人に向けて、高3の春から英作文の対策をおこないます。
・ 数学の授業
高1から高3の夏までは基本的に『青チャート』を用います。
僕自身が愛用していたテキストの中の一つです。
ほとんどの問題でわかりやすく、納得のいく説明がなされており、各単元を初めて勉強する人にとって親切な設計であると考えます。
高2までは学校の進度と同じか、それよりも少し早いペースで『青チャート』の基本例題を解説していきます。
高3からは同じく『青チャート』の応用例題を解説していきます。
高3の夏からは授業参加者の志望校の赤本を用いて、秋から共通テスト対策に移行した後、共通テストが明けた後は再び赤本を用います。
数学の課題はスタート時から毎回自分でレベルと量を設定していくので、学校の授業・部活や課題で忙しい時期でも「しんどいなぁ。」と感じることは少ないはずです。
どの学年のどの授業にも共通して言えることですが、僕自身模範解答を見たり、授業用ノートを作成したりした上で授業をすることはありません。
特に高校生の英・数の授業に関しては、生徒たちが相対している問題を、何千・何万という問題を解いてきた僕自身が “あえて”リアルタイムで解く中で「大切だ。」と感じ、考えることを嚙み砕いて説明します。
以前別の記事でも言及しましたが、一から十まで準備された予定調和の解答を生徒たちに示せば「すごい!」という反応が返ってくるかもしれませんが、それは生徒たちからすれば何かサーカスの見世物を見せられているような感覚で、生徒たちがそれと同じことをできるようになるというわけではありません。
そんな授業をしても生徒たちの実力は上がらない、というのが僕の考え方です。
「ここではAだと考えそうになるけれど、少し先まで解き進めていくとBの道を行くべきだったとわかるね。」
と生徒たちの反応を見ながらリアルタイムで説明することで、生徒たちの思考に極力寄り添った授業ができると考えます。
今の時代の流れには逆行しますが、タブレットやビデオとは無縁な授業をこれからも続けていきます。