試験前勉強会 中盤戦(New!)
- shinpujyuku
- 1 日前
- 読了時間: 4分
当塾の試験前勉強会は強制参加ではないため、参加するかどうかは本人の判断に任せている。
もっとも、参加しないからといって何もしなくてよいわけではない。
数学については、
・学校のワークを解く
・丸つけをする
・間違った問題や、教えてもらった問題・答えを見て解いた問題にチェックを付ける
・それらの問題について、「何が分かっていなかったのか」「正しい解き方」を書く
・確認テストに合格する
という流れで進めている。
数学の確認テストでは各単元から問題を出題する。
それらを正解できればクリアであり、不十分であれば再テストとなる。
また、理科・社会のクラスを受講している生徒には、理科・社会・時事問題の確認テストもある。
こちらは生徒自身が合格点を設定する方式であり、設定した点数に届かなければ再テストとなる。
試験前勉強会も中盤に入り、多くのワークや確認テストを見てきた。
学年ごとに様子を見ていると、中1は自習に来る生徒自体が少なく、数学ワークもほとんど提出されていない。
このまま期限までに提出されるのかどうか、現時点ではまだ分からない状況である。
一方、中2は自習参加こそ多くないものの、多くの生徒がワークにはしっかり取り組めている。
中3になると、自習に来る生徒も増え、ワークの進みも順調である。
質問も多く、試験に向けて主体的に動いている様子が見られる。
もちろん、これは今年の生徒たちの様子である。
ただ、上の学年ほど勉強習慣が身についている傾向は毎年のように見られる。
また、毎年試験前になると、自習室の席はほぼ埋まり、二階教室を開放することになる。
ポットの水も普段より早いペースでなくなり、教室内は生徒たちの熱気で暑くなるため、この時期はクーラーが欠かせない。
その中で、毎回のように見えてくる課題がある。
一つ目は、不自然なほど正解が多いワークである。
計算問題から応用問題まで、ほとんど間違いが見当たらない。
しかし本人に確認すると、
「自力で解きました」
「教えてもらったけど、チェックを付けていませんでした」
「答えを見ながら解きました」
など、さまざまな返答が返ってくる。
もちろん、教えてもらった問題や答えを見て解いた問題についても、チェックを付けた上でコメントを書く必要がある。
ワークは解いて終わりではない。
試験前に見返した時、自分がどの問題でつまずき、何が分かっていなかったのかを確認するための教材でもある。
そのため、チェックやコメントがなければ、後から見返した時に十分な復習ができなくなってしまう。
そして、このような取り組み方をしている生徒ほど、確認テストで苦戦するだけでなく、定期テストでも思うような結果を出せていないことが多い。
二つ目は、式や単位がないこと、あるいは間違っている問題に○が付いていることである。
式がなければ、どのように考えて解いたのかが分からない。
別の紙に解いたという生徒もいるが、その紙は失くしてしまっていることが多い。
また、単位がないまま正解扱いになっていたり、間違っているにもかかわらず○が付いていたりすることもある。
しかし、そのような状態のワークを試験前に見返して、本当に役に立つだろうか。
勉強とは、本来できないことをできるようにするためのものである。
ところが、「終わらせること」や「提出すること」が目的になってしまうと、自分が何を理解していないのかが見えなくなってしまう。
数・理・社いずれの確認テストも、不合格であれば再テストとなる。
再テスト、再々テストと続くようであれば、こちらも「どのように勉強したのか」「どこでつまずいたのか」を確認することになる。
一方で、長く通っている生徒ほど、自習時間が長いだけでなく、質問の頻度も多い。
また、ワークの完成時期も早く、試験前に見返した時に意味のある形で仕上げられていることが多い。
確認テストのクリア時期も早い。
これは単に学年が上だからではないと思う。
自習やワークチェック、確認テストを繰り返す中で、「とりあえず終わらせる」のではなく、「理解するために勉強する」という感覚が少しずつ身についてきた結果なのだろう。
試験前勉強会はまだ続く。
残りの期間も、ただ勉強時間を増やすのではなく、自分に足りないものは何かを意識しながら取り組んでほしい。
