取り組み方(New!)
- shinpujyuku
- 1 日前
- 読了時間: 3分
先日、生徒から美容専門学校の面接練習をお願いされた。
その子は小学生の頃から通ってくれている生徒である。
高校受験も見てきた。
今回、美容専門学校への進学を決め、入試まで残り1週間ほどというタイミングで「面接練習をしてほしい」と言ってきた。
高校受験を終えた後も進路について相談を受けてきた生徒である。
面接も受験の一部だと考え、引き受けることにした。
ところが、引き受けた後になって、自分でも驚くくらい色々なことを考え始めた。
面接練習ではどんな質問をするべきか。
どの順番で聞くべきか。
どれくらいの時間配分にするべきか。
どんな基準で評価するべきか。
そんなことを考えながら、面接練習用のチェックシートや進行台本を作り始めた。
すると今度は、「本番を想定して来てください」と言った場合、どこまで準備して来るべきなのか、という話になる。
本番ではメイクをして行く予定なら、練習も同じ身だしなみで来るべきなのか。
美容専門学校の面接である以上、身だしなみや美容への意識も見られるはずである。
そう考えると、本番と同じ状態で来た方が得られるものは多い。
しかし、練習なのだからそこまで求める必要はない、という考え方も理解できる。
さらに考えているうちに、「深掘り質問はどこまでするべきか」という問題にもぶつかった。
例えば、「なぜ美容業界を志望したのですか」という質問に対して、生徒が最初から十分な説明をした場合と、こちらが質問を重ねた結果として説明できた場合とでは、評価は同じなのか。
かといって、最初から何でもかんでも長く話せば良いわけでもない。
必要なことを簡潔に伝え、その後の質問にも答えられる状態が理想なのだろう。
しかも、面接練習の内容を考えているうちに、目指している職種について改めて確認することになった。
職種によって見られるポイントは異なる。
当然、質問内容や評価基準も変わってくる。
そう考えると、まず相手を知ることが大切なのだと改めて感じた。
ここまで来ると、もはや面接練習というより評価基準作りである。
学習塾でなぜこんなことをしているのだろう、と自分でも思う。
ただ、よく考えると普段からやっていることは同じなのかもしれない。
数学の問題でも「なぜ間違えたのか」を考える。
ワークでも「なぜ写したのか」を考える。
今回も、「どんな受け答えをするか」だけでなく、「どんな準備をして来るか」を見ようとしている。
結局のところ、面接の受け答えそのものよりも、「本番に向けてどのような準備をしてきたか」の方に目が行ってしまうのかもしれない。
