ノートの作り方
- shinpujyuku
- 2025年11月2日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年11月10日
僕はあまり人を褒めるタイプの人間ではない。
お世辞が苦手なので、本当にすごいと思った時のみ褒め言葉が口から出る。
①自分がしない/しなかったようなすばらしいことをしている。
②その子が今までできなかったことをできるようになる。
のどちらかのタイミングで、心からの「すごい!」が飛び出す。
今日初めて教えた生徒は、本人いわく「今までメモを取ったことがない。」という子だった。
しかし僕がメモを取ることの有用性を伝えると、たちまち自分の言葉でわかりやすくメモを書き添えるようになった。
その時に②の「すごい!」という言葉が口をついて出てきたのは言うまでもない。
今回は僕が考える「好ましいノートの作成方法」を記そうと思う。
いや、考えるというより、日々生徒のノートに目を通し、課題を添削しているうちに、「こういう生徒ほど良い成績を取れているな。同じ間違いをしていないな。」というひとまずの結論に至った、と言った方が的を射ている。
①板書を写すノート
鉛筆やシャーペンの他に2,3色の色ペンを使うと良い。
「後から見返そう。」と思える程度にはきちんと書くべきである。
ただし時間を掛けすぎて、「問題を解きましょう。」という先生の指示に従えなかったり、先生の言った言葉が耳に入らなかったりするのは良くない。
②言われたことをメモする。
冒頭にも書いた大きなテーマ。
あらゆるノート・課題にメモすると良い。
これができない人ほど同じ間違いを繰り返す。
③問題を解くためのノート
①の「板書を写すノート」に書く時ほどの丁寧さは必要ないが、自分で読めないような字を書くのはNGである。
また、「どこに何の式を書いているか分からない。」というのもいただけない。
④おまけ テストに向けて作るまとめノート
試験に向けて、ノートの内容や自分の知らないことをキレイにまとめ上げる人がいる。
実はこれには効果があまり無い気がしている。
膨大な時間が掛かる割に、内容が頭に入ってこない。
それは「ノートをキレイに作ること」が目的化してしまっているからに他ならない。
ちなみに「上手なノートの作成方法」を長々と書いておいてなんだが、現役自体の自分は上に書いたことを一つも守っていなかった。
まずメモを取ることをまったくしなかった。
単純に先生の話を聞いていなかったのだ。
そのくせ、板書を写すノートに始まり、問題を解くノートやまとめノートも必要以上にキレイに仕上げないと気が済まなかった。
驚かれるかもしれないが、小学生の時は漢字の一画一画に、高校二年生くらいまでは分数の真ん中の線(括線)にそれぞれ定規(!)を用いていた。
まさに上に書いたことを何一つできていなかったと言ってよい。
自分がしていなかったことを人に言うのは大嫌いである。
だとすれば、今回の記事の内容は明白な矛盾ではないのか。
実は上に書いてきたことはすべて「勉強が特に好きというわけではない人」に向けたものである。
「勉強大好き!」という特異な体質を持っている人には好きにやらせておけばいい。
一つひとつの勉強に自分のこだわりがあるだろうし、そんな人が学校や塾で言われたことに耳を傾けるはずもない。
(ここまで書くのは偏見だろうか。)
放っておいても自分の趣味(=勉強)に没頭するのである。
卵が先か、鶏が先か。
勉強を好きになるのが先か、勉強を得意になるのが先か。
勉強を好きでない人には上に書いた方法を実践してもらって、少しでも成績を上げてほしいと願う。