絶対受かるとは言わない(New!)
- shinpujyuku
- 2 日前
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更新日:2 日前
塾講師という仕事をしていると、「先生、受かりますか」と聞かれることがある。
しかし、僕は「絶対受かる」とは言わない。
未来のことは誰にも分からないからだ。
一方で、僕は志望校を簡単には下げさせない。
まだ努力できる余地がある段階で、「今の成績では無理だから」と結論を出すことにも違和感がある。
受かるかどうかは分からない。
しかし、挑戦する価値がなくなったとは限らない。
僕はその二つを分けて考えている。
勉強が嫌いな子に対しても同じである。
僕は、「どうせ勉強なんて好きにならない」とは思わない。
むしろ、いつか勉強のおもしろさに気付き、自分から取り組むようになってくれると信じている。
苦手だった教科が得意になるかもしれない。
嫌々通っていた自学に、自分から来るようになるかもしれない。
人にはそういう可能性があると思っている。
ただし、生徒の将来の可能性と現在の行動は別である。
人は変わるかもしれない。
勉強を好きになるかもしれない。
成績が伸びるかもしれない。
しかし、それは未来の話である。
僕は、生徒を評価する時、まず行動を見る。
宿題をやったのか。
自学に来たのか。
間違い直しをしたのか。
言葉ではなく、行動を見る。
「頑張ります」と言うことはできる。
しかし、本当に頑張っているかどうかは行動に表れる。
だから僕は、結果だけでなく、その過程も見る。
時々、「厳しいですね」と言われることがある。
たしかにそうかもしれない。
しかし、それは生徒の可能性を信じていないからではない。
可能性を信じているからこそ、「今のままで大丈夫」とは言いたくない。
可能性を信じているからこそ、行動を求める。
僕は、「絶対受かる」とも言わないし、「どうせ無理だ」とも言わない。
どちらも、未来を知っているかのような言葉だからだ。
未来のことは分からない。
だからこそ、今見えている事実を見る。
そして、人の可能性を信じる。
僕にできるのは、それしかない。
