生徒たちの課題への取り組み
- shinpujyuku
- 2025年11月4日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年11月16日
前回に引き続き「課題」をテーマに書こうと思う。
今回は「生徒たちの課題への取り組み」をより詳しく見ていきたい。
小学生
現在は個人的に課題を設定している子はおらず、みな集団授業の課題のみに取り組んでいる。
計画的に課題に取り組む子が多く、中には毎回授業後に居残って、次回までの課題を終わらせてしまう子も。
これには僕も頭が下がる思いである。
中学生
中学生はどの学年の子にも言えることだが、自分の能力や予定に合わせて課題量や小テストの合格点(当塾ではいずれも自分で決める。)を調節するのが苦手な子が多い。
勉強が得意なのに課題量を少なく設定してしまい、かなりの余力を残して次の授業を迎えてしまう子。
勉強が苦手なのに課題量を多く設定してしまい、毎週のように青字になってしまう子。
ちなみに僕の言う「能力」の程度すなわち勉強の得意/苦手を決定するのは、単に各教科・各単元に対する理解度だけではなく、むしろ先の記事からずっと言及している計画性に拠るところが大きい。
「計画的に勉強できる」というのは、非常に秀でた能力である。
理解度が十分でない勉強に取り組む場合、計画性がない子であれば「この単元がよくわかっていないので、課題の〆日/テスト当日までに勉強が間に合いませんでした。」となるところを、もとより高い計画性が備わっている子であれば
① 予習・復習をしよう。
② いつもより早い時期から課題に取り組もう。
という行動を自発的に取り、結果として勉強が遅れることはない。
①や②は生徒たちからすれば学校や塾で再三聞かされるお話だが、義務として設定されなければ「ただの綺麗事」として聞き流してしまう子がきわめて多いのではないだろうか。
ここで付け加えておきたいのは、あらゆる勉強を義務化することを肯定しているわけでは決してないということである(それどころか、それは当塾の理念とは真逆である)。
一人ひとりの生徒が自発的かつ計画的に勉強できるようになる未来を信じて、僕が懇々と声掛けを続けていくのだ。
しかし先述したように、もとより高い計画性を備えた子は僕に何かを言われることなく、みずからの意志で①・②を実際にやってのけてしまうのだから本当にすごいと思うし、その類稀な天性を今後の人生のさまざまな場面でも存分に発揮していってほしいと強く願う。
中学生になると、集団授業の課題に、定期テストに向けた各教科の課題が追加される他、五ツ木模試や受験に向けた暗記課題、五ツ木模試のお直しなど、個人的に設定する課題(自分で課題量・合格点・期日を決める課題)のバリエーションが実に豊かになる。
特に後者の個人的な課題を自分で決めた期日までに終わらせられず、複数の青字の課題(期日までに終わらなかった課題の当塾における呼び名)をズルズルと引きずっていってしまうような子が一定数いる。
そういった子らに相応の計画性を身につけてもらうため、僕の声掛けが日々延々と続いていく。
高校生
当塾の高校生は中学生クラスからそのまま持ち上がってきた子が多いので、勉強への取り組み方がある程度わかっている(=相応の計画性が身についている)。
それに加え、受験に向けて必要となる勉強が各々異なるため、必然的に上記の「個人的な課題」が多くなり、各人が「各検定や大学受験に合格したい!」という強い意志でそれをクリアしてくれることがほとんどである。
高校生が取り組む個人的な課題の例を挙げると、
・英検などの各種検定に向けた課題
・受験に向けた社会(地理・歴史・公共・倫理・政経)、漢字・語彙、古典単語の暗記課題
・小論文
などである。
そして、これらに英・数の集団授業の課題が加わるイメージである。
「青字になる中学生に向けて毎回する話を、高校生に向けてはあまりしなくて良い。」というその限りにおいては、高校生と向き合う方が少し気楽であると言えよう。